看護師さんのためのリーダーシップ講座

最近、看護師さんからのお問い合わせがあったので、L研リーダースクールでどんな対応ができるかお答えしました。

リーダーシップとは何かということなんですね。

それで、調べてみましたが、こういう資料があったので紹介しましょう。

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資料:出所:スタッフナースを惹きつける看護師長のリーダーシップ行動:聖路加看護学会誌 Vo1.14 No.1 March 2010;野田有美子

表を見ると、専門領域はありますが、それを除けばふつうの会社と同じですね。

いちばん下の段は、要するにスタッフのモチベーションアップ。

L研リーダースクールの初等科1で、しっかり学べます。

上から2番目は、看護実践力は業務能力ですが、下の方はスタッフの育成ということでしょう。

L研リーダースクールでは、初等科2で、認め方の訓練や説得の訓練を行います。

1段目と3段目は、初等科2の技量に加えて、計画策定とか業務改善などのチームマネジメントの要素が入ってきます。

私はいままでチームマネジメントをお教えするのは避けてきました。

どうやって教えたらいいのかよくわからなかったからです。

できることと、教えることというのは、ちょっと違うんですよね。

うまくできる人がよく教えられるわけでもないし、うまくできない人がよく教えることができることもある。

しかし、これはやはりやらないといけないかなと思いつつあります。

できればこの秋には開講しようかなと考えているところです。

どんなときにも優しい言葉を:コミュニケーションの戦術

北辰一刀流の千葉周作は、合理的な人で有名でしたね。

多くの道場が神がかりの技を宣伝するとき、千葉道場はもっぱら技術オンリー、よけいな精神論を排除した稽古スタイルをとりいれていました。

たとえば、竹刀の活用がそれ。これでケガが少なくなり、稽古量が増えました。

竹刀は邪道という声にも屈せず、やがて他の道場で8年かかるところを千葉道場は3年でマスターできると評判になりました。

この千葉周作にはこんなエピソードがあります。

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あるとき道場破りがやってきて試合を申し込まれました。

相手になったところ、なんのことはない、たいへん弱い相手。徹底的にたたきのめしました。

さて、ふつうなら、「馬鹿め」とか言って道場の門からたたき出すでしょう。

よく時代劇ドラマにそんなのがありますね。

ところが、千葉周作はそういう下手はしない。

なんと、別室にその相手を招いて、ごちそうをふるまうのです。そして、

「貴殿の技には驚嘆いたしました。天下広しといえどもあのような技を見たことはありません。今日はよいものを見せていただきました。そのお礼と申してはなんですが、さあ、どうぞ召し上がってください」

とか言っちゃって、酒でも呑ます。

なぜ、千葉はこんなことをしたのか。

「あとで恨みをかったら災いになる。だから、叩いた相手には必ずこうやっておくのだ」と門弟に言っていたそうです。

これぞコミュニケーションの戦術です。

目的は試合に勝ち、そのために相手を激しく叩くこと。それはそれでいいのです。

しかし、コミュニケーションの戦術はそれによるデメリットをカバーしないといけません。

目的が激しいものであっても、それに呼応するかのように激しい言葉を浴びせたら、恨みをかってあとでブスッと刺されるかもしれません。

それを理解している者は、自らを守ることになる。

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■リーダーシップ向上に関する参考書籍 

佐藤直曉著『リーダー感覚――人を指導する喜び』(鳥影社)

本書はL研リーダースクールの通信講座初等科Ⅰのメインテキストです。初等科Ⅰでは、人の心を動かす訓練としてほめる訓練を実践していただきます。この講座は、受講生に技術的アドバイスを行うとともに、受講生の成長を見守っていく実践型プログラムです。

立読みはこちらからどうぞ

 

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コミュニケーションスキルのなかで、最もベーシックで、応用範囲が広いスキルが、ほめる技術です。

ほめる技術を徹底的に行っていくのが、初等科Ⅰの講座です。L研リーダースクール初等科1

自分で問題を考える力を養うことがリーダーにはいちばん大事

L研リーダースクールで学ばれる受講生の職種はいろいろですが、L研リーダースクールでは特にその業種に特化したリーダーシップ開発プログラムを用意してはおりません。

外では、特定の業界での専門家によるリーダーシップ講座というのはよく見受けます。

業界の事情をよくわかっている方が、受講者は安心かもしれません。

しかし、L研リーダースクールで扱う内容については、どの業種もそんなに変わらないのではないか、という気がするのです。

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相手は人間ですからね。犬や猿の調教となると、さすがに私どもでも手が出せそうもありませんが、人間関係マネジメントはそんなに違わないでしょう。

たとえば、ある本には、看護婦さんが悩んでいるケースとして「自分が育てられたようにスタッフに厳しく接するのがよいと考えているリーダー」というのが載っています。

教育は非常に潜在意識にすりこまれやすいものです。だから、自分が習ったように、人に教える人はとても多い。

体罰を行うような教師は、自分も体罰を受けた経験がある人でしょう。そのようなことは私の「リーダー感覚」にも書いてあります。

人に厳しく接するリーダーでは、元楽天監督の野村さんがそのような感じでしたね。彼も、選手時代に鶴岡監督仁一度もほめられなかったと言っています。

しかし、その教授法が合う人もいれば合わない人もいる、ということをリーダーは悟らないといけませんね。

詳しくは『リーダー感覚』をお読みください。

どうも、人間のやることは、職種に関係なく、だいたい同じだと思えてならないのです。

ですから、L研リーダースクールの通信講座を受講される方は、基本を学んで、それをご自分の職種や仕事にどうやって応用できるかを考えていただきたいのです。

このリーダーとしての考える能力が仕事では最も大事なことであり、実はこの力を伸ばすのがL研リーダースクールの最大の狙いでもあるわけです。

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■リーダーシップ向上に関する参考書籍 

佐藤直曉著『リーダー感覚――人を指導する喜び』(鳥影社)

本書はL研リーダースクールの通信講座初等科Ⅰのメインテキストです。初等科Ⅰでは、人の心を動かす訓練としてほめる訓練を実践していただきます。この講座は、受講生に技術的アドバイスを行うとともに、受講生の成長を見守っていく実践型プログラムです。

立読みはこちらからどうぞ

 

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ほめる技術を徹底的に行っていくのが、初等科Ⅰの講座です。L研リーダースクール初等科1