言葉と態度から気持ちを察する訓練

ボディーランゲージというほどのことはありませんが、ある程度そういうことに敏感でないと、リーダーはよきコミュニケーションがとれないかもしれませんね。

ある小さなコンサートに、友人たちと出かけたときのことです。

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そこでは、非常に珍しい楽器――ハワイかどこかの特殊な木でつくった笛――の演奏がありました。
 
その楽器にたいへん興味をもった私の友人は、演奏が終わるとすぐその人の所に行き、どうしたらその笛を入手できるか聞こうとしました。

そして、あとでインターネットで、連絡を取り合うことにしたそうです。
 
そのやり取りを、遠くから見ていた私は、ああこれは駄目だろうなと思いました。

というのも、相手にそういう雰囲気が全然ないのです。相手が全然乗っていない。

こういうのは誰でもわかると思ったので、「これは駄目だろう」と言うと、隣の人は「エッ、どうしてそんなことがわかるの」。
 
見ればわかるだろうと思っていたのですが、わからない人もいるので意外でした。

案の定、その演奏家に連絡をとったものの、なしのつぶてだったそうです。
 
このときから、相手の気持ちを動きから察する訓練も必要かなと思った次第です。

たとえば、お辞儀の様子とかを観察してみるといいでしょう。

お辞儀だっていろいろありますよ。

親しげに「やあ」と言いながら軽く会釈する人。

非常に丁寧にお辞儀をするが、言葉は慇懃無礼な人。

観察をしばらく続ければ、お辞儀と言葉と気持ちの関係が少しずつわかってきます。

言葉のわりに気持ちが入っていないとか、横柄な態度だとかですね。

そういうことに対する感覚を磨きましょう。これは仕事にも役にたちます。