ほめる訓練と感受性

コミュニケーション能力向上には、ほめる訓練がとてもよいのですが、さらに上を目指すには、相手の感受性をよく理解するとよいでしょう。

ノーベル賞を受賞された益川先生は、公衆の面前でほめられると、嬉しくもないという顔をします。

受賞を知らせる電話があったとき、記者に対して「うれしくなんかないぞ~」と叫んでいましたね。なかなかおもしろい行動でした。

こういうのは上下型の特徴です。こういう人たちには、面と向かってほめても駄目なのです。

ただ、益川先生は師匠のような存在の南部先生がノーベル賞を同時受賞されたのを聞いて涙ぐんでいたらしいですね。

ですから、こういうタイプには、彼が尊敬する「師匠や先輩があなたの受賞を喜んでいた」と間接的に言えばよい。これでほめたことになる。というか、気分をよくする。

ほめることがリーダーの最終目的ではないのですからね。要は、気持ちよく仕事をしてもらうことが目的なのです。

ということで、コミュニケーション能力をつける『リーダー感覚』をお読みいただいた方は、『人間行動学』も一緒にお読みいただきたいのです。

また、L研ブックストアでは『行動分析の手引』もプレゼントしていますので、是非読んでいただきたいですね。これは、本当に役に立ちます。これをマスターしたらさらにリーダーシップがつくこと請け負います。

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