コミュニケーションが下手と悩む人は幸いなり

コミュニケーションをとるのが難しい人というのは、いくつかタイプがあると思います。

内向的だとか、話題がない、という人は、訓練しだいで比較的簡単に直すことができます。

むしろ難しいのは、外交的な人の方でしょうか。

俺が、俺がと、全面に出たがる人はほとんど人の話を聞かない傾向があります。しかし、こういうタイプは、コミュニケーションをとることにそれほど困難を感じていないでしょう。そもそもコミュニケーションについて、それほど価値を置いていないように見えます。

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私はある組織に依頼されて、関連の子会社にインタビューに行ったことがあるのですが、そのときその組織のトップも一緒についてくることになりました。

さて、インタビューが始まると、私が子会社の人に質問すると、この人がしゃしゃりでて「こうあるべきだ」などと、滔々と話し出すのです。

インタビュー1時間か2時間のうち、80%はこの人がしゃべっていましたから、インタビューはぶち壊し。何のためにはるばる大阪まで行ったかわからないありさま。まあ、憎めない人なんですけどねえ。

一匹オオカミの人、意固地な職人タイプの人もコミュニケーションは難しいですが、それほど必要を感じていないでしょう。我が道を行く、我田引水の塊のような人ですから、コミュニケーションなどある意味どうでもいい。自分がいつも正しいと思っています。

自分じゃコミュニケーションをしっかりとっているつもりでも、全然とれていない人もいます。会話をよく聞いていると、なんのことはない、自分の言いたいことだけ言っているのです。なんとも能天気、幸せな人です。

こんなふうに、コミュニケーションなどとらなくても平然としている人に比べて、コミュニケーションをとらなければと考えている人は、気が優しいというか、人がいいというか。

コミュニケーションに困ったら、相手を観察して相手のよいところをほめればいいんですよ。そうしたら、相手は喜んで勝手にしゃべってくれます。

私のところのL研リーダースクールではほめる訓練のコースがあります。奥は結構深いですよ。

 

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コミュニケーションスキルのなかで、最もベーシックで、応用範囲が広いスキルが、ほめる技術です。

ほめる技術を徹底的に行っていくのが、初等科Ⅰの講座です。
L研リーダースクール初等科1

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■リーダーシップ向上に関する参考書籍

佐藤直曉著『リーダー感覚――人を指導する喜び』(鳥影社)

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