コミュニケーションと感応現象

gooのコミュニケーション能力が高い人の会話の特徴ランキングによると、

1位:話の腰を折らず、最後まで聞いてから自分の意見を伝える

2位:常に自然な笑顔をキープしている

3位:一方的にしゃべらず、相手からも会話を引き出す努力を怠らない

だそうですよ。

1位と3位は、要するに人の話をよく聞ける人、ということでしょう。

ワンマン社長さんには、頭のいたい話でしょう。

しかし、……====おもしろいもので、この人たちは自分では人の話を聞いているつもりなのです。

だから、ビデオで自分の姿を撮っておき、あとで見ると愕然とする。

そんなNHKの番組を見たことがありますよ。

みんな常識としてはもっているわけです。人の話を聞くのはよいことであり、自分でもそう努めていると。でもできていないのです。

できないものを追いかけるのもつらいでしょう。相当忍耐心がいります。

できる人はおやりになればいい。できない人は無理するなということ。

2位の常に自然な笑顔をキープするだって、当たり前のことであり、誰だってそうしたいと思う。

営業マンなんかは特にそうでしょう。

よく営業マンが言うのが、のっているときは不思議と注文がとれる。逆に、スランプで気が滅入っているときは、いくら頑張っても仕事がとれない。

笑顔になっていないから、というのもまんざら間違いではない。結果的にはですね。

しかし、意識して努力して笑顔をつくっても、少し時間がたつと結局元の木阿弥。日ごろの心が反映する顔になってしまう。無意識の状態では、なかなか笑顔にはなりません。

ですから、笑顔をキープしようなどと考えても仕方ないことです。

それよりも、いつも楽しい気分で生活しようと決意した方が効果はあります。

会議のときでも、楽しい気分で会議をしようと思っている方が、人の話を聞いてよいコミュニケーションをとろうなどといったむなしい努力をするりもよい効果があるでしょう。

これを分析すると、たぶん感応現象ということだと思います。

感応現象とは、「朱に交われば赤くなる」とか「勇将の下に弱卒無し」の類ですね。

リーダーは、感応現象を使いこなすことをコミュニケーションの原点として考えてみてください。