コミュニケーション能力と相性

川瀬武志先生のGNN教の教え 第13条はこうなっています。 

「すべての人はそれなりに、合理的であることを認めましょう。相手の価値観を理解し、それなりに認めましょう」

この条文は、私の人間行動学とぴったり一致する条文です。またコミュニケーションにおける原則でもあります。

でも、なかなか、ふつうの人はこれができないんですよ。

相手の価値観を認める前に、自分の価値観で相手を量ってしまう。

私もまったくないとは言えません。

行動分析の手引』を熟読している私でもやはりそうです。

どうしても、嫌いな価値観というのがありますからね。それが相性ということなのでしょうけれど。

イヤだなと思ったときは、しばらくその相手から遠ざかることにしています。しばらくすれば、まあいいか、という気になりますから。

相手の価値観を変更させるのは、よほどのことが起きないと不可能だと思いますね。ただし、相手の価値観に沿って説得することは可能です。それがコミュニケーション能力ということと関係します。

しかし、いちいちそういうことを考えて仕事をするのはわずらわしいことは確かです。ですから、リーダーは、相性のよい部下をもつことが大事です。

相性がいいとは、自分の欠点を補ってくれ、一緒にいると元気になる、やる気が出る、といったことでしょう。

ただし、相性がいいというのは Yesマン とは限らないのです。でも、おうおうにして、人はそこを間違えますね。

一方、部下は上司を選べません。

相性の悪い上司とつきあうことになったら、三つしか道はない。

お友達になる(仲良くなる)か、あきらめるか、出て行くかしかない。なかなか部下は辛いです。