チーム運営に於けるリーダーのコミュニケーション力

戦略をつくる基本は以下のとおりにする。

1ゴールを設定する
ゴールは美しくなければならない。
さもなければ、多くの人が賛同しない。

2ゴールを小さくする
大きなゴールに到達するには時間がかかる。
そこで、そこに到達するステップを設け、ゴールを細分化する。

そのステップのプロセスを設定することがリーダーの役割でもある。
その構築方法の原則は拙著「暗示型戦略」にあります。

1最も動きやすいところから着手せよ
最初は出来るだけ簡単に着手できるものを選ぶ。

2プロセスが見えるようにする
実現している姿を見えるようにする。
そのために、先例の視察、事例調査、試作機、モデルの制作など
プロジェクトに応じて用意する。

3各ステップの課題選択を誤らない
課題には希望追求型と障害克服型がある。
初期のころに障害克服型の課題を選ぶと座折する危険性が高い。

4第一ステップで完璧な成功を得よ
何事もはじめが大事。
最初は小さなプロジェクトでいい。
だが、完璧な成功を得なければならない。
さもなければ、メンバーからの信頼が得られない。

5リーダー自身がゴールとステップを設計せよ
戦略プロセスを提示するリーダーには信念がなければならない。
リーダーの信念は、メンバーから信頼されなければならない。
リーダー自身が積極的に戦略づくりに関与していなければ、戦略は付け焼き刃になる。
これでは、信頼はとうてい得られない。
現在の総理大臣の問題は、すべてここに集約されている。

コミュニケーションとしての発信力とは、単に口をぱくぱく開ける時間の多寡で決まるわけではない。

リーダーの信念とかメンバーとの信頼関係がコミュニケーション力の根幹をなすのである。