パーソナリティにかかわらずコミュニケーションはスムーズにできる

今日は、新任リーダーの悩みを取り上げてみました。

職場は、人材派遣の入れ代わりの激しさで、コミュニケーションの不足から団結できていない状況です。

そのなかで、リーダーシップスタイルについて、どうあるべきか悩んでいるようです。

仕事上でミスは決して許されないため高圧的な態度が適切なのか、それとも冗談交じりを含めた態度が適切なのか?

別のリーダーは冗談交じりでうまくやっているそうですが、この人はミスは絶対に許されない仕事柄、作業員の意識改革が必要であり、冗談話しはほとんどしないそうです。

情報が少ないので的確なことが言えるとは思えませんが、少々考えてみましょう。

====

まず、リーダーシップスタイルですね。

これは、仕事の種類によって決まるケースと、リーダーのパーソナリティによって決まるケースがあります。

リーダーシップスタイルには、両極端があり、実際にはその中間が多いでしょう。

ひとつの極は、現場に一切任せてしまうこと。自由放任とでもいいますか

もう一極は、全部リーダーが決めてしまう独裁的スタイル。

行われているのは、多くの場合、その中間型でしょう。

仕事のタイプによってこれは変わります。

戦略的な問題は独裁型に近くないと難しいと思います。

新規市場への参入、あるいは撤退、合併――こういった類の問題を大勢で自由奔放に論議してもまとまりませんね。

一方、現場の仕事については、できるだけ現場に裁量を与えることが望ましい。

といっても、やり方は考えないといけません。なんでも無方針で好きにやらせるのではなく、品質管理はしないといけません。

そのために、仕事の目標、権限、責任などを明確にすることが必要です。このあたりは、コミュニケーションというよりマネジメントの問題です。

次は、リーダーのパーソナリティの問題。

信長に部下には自由裁量でやらせろ、などとレコメンドしても聞く耳をもたないでしょう。基本的に全部自分で決めると思っているわけですから。

一方、日露戦争で陸軍総司令官の大山巌などは、「児玉さんにお任せします」という感じでした。責任は自分がとるから、実務は一切部下に任せるといった感じ。オーナー企業で仕事は番頭さんにすべてお任せというのも、こんな感じでしょうか。

さて、上の問題でお悩みの人の場合、仕事の種類は現場中心で行う方がよさそうです。ただし、品質管理は相当細かくやらないといけないようです。

それをどのように行うのか。そこが、パーソナリティで決まるわけです。

この人は几帳面な人のようなので、細かく指摘しそうな感じです。

しかし、このパーソナリティはそう簡単には変えられないでしょう。冗談を言って、職場を和ませるような芸当も身に付けるのはそう簡単ではないでしょう。

そこで、私は自分のパーソナリティは活かしつつ、ほめる技術を学べばよいと思うわけです。

これによって、冗談を言わなくても共感は得られます。

こういう人は、まずL研リーダースクールの初等人間行動学科で学ぶとよいでしょう。