リーダーと部下の信頼関係無しに良好なコミュニケーションはありえない

今日のテーマは、リーダーと部下の信頼関係はいかに築かれるか、ということです。

お互いの信頼関係がないと、いくら卓越したコミュニケーションスキルを用いても、話が通らないのは自明でしょう。

信頼関係を築くには、精神訓話的に言えば、部下の成長を願えるような人でありなさい、ということ。

以下は拙著『リーダー感覚』からとってきました。

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「真のリーダーは、部下を指導するとき、部下の成長を願うという視点が自ずと芽生えています。このような気持ちになれるには自信が必要です。自信を築くためには、人間の観察力、理解力が必要でしょう」

「人間を観る能力とは、多様な価値観を認識し、それを認める能力のことです。自分の価値観だけしか理解できず、それに頼って人を評価している間は、人間としてまだ子供だと言うことです。それでは、部下の長所を認めることができませんし、成長を願うこともできません」

人間を観る能力はL研リーダースクールでつけてください。

さて、もうひとつ、これはリーダーの振る舞いに関すること。これは拙著『暗示型戦略』からもってきました。

「リーダーの確信が強いほど部下も断言する。リーダーの信念こそ、プロジェクトの成否を決定する。

信念あるリーダーは右顧左眄しない。迷いを見せない。では、リーダーが迷っていると受け止められる行動とはどのようなものか」

  1. あれもこれもやろうとするとき。自信のあるリーダーなら、それほど多くの手段をとらない。これしかないと確信してやるのがいちばん力が出るからだ。
  2. 日ごろと違う行動をとるとき。もし、普段と違う行動をリーダーがとると、部下は疑心暗鬼になる。
  3. 言行不一致。これは言うまでもなかろう。
  4. 突然の方針変更。状況に応じて臨機応変に対応する必要があるのは事実だ。だが、それによって部下を驚かせてはならない。最近の橋下大阪知事の民主党に対する評価の変更、あるいは原発再稼働に対する意見の変更は、橋下知事一流のかけひきなのかもしれないが、多くの関係者、とりわけ維新塾に参加した人たちに不安を抱かせているのではなかろうか。このような状態が続くと、組織としてのまとまりが失われる危険がある。