リーダーは声なき声で人と対す

朱に交われば赤くなる、ということわざがあります。

これは、一種の感応現象です。

感応とは、以心伝心というか、ラポールともいいますね。

感じあって、同じような気持ちになることです。

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おそらく、優秀なセールスマンはこの能力が相当高いのではないでしょうか。

あるセールスマンに聞いた話。

すごく調子がよくて気分がいいときは、訪問して話を聞いてもらえると、すぐ買ってもらえる。

ところが、スランプになって気分が暗いときは、ベルを押しただけで門前払い。

このことから推測するに、セールスする前には、お客さんに対して明るい気持ちで接しなければ、いくら営業トークがうまくてもダメのようです。

ですから、朝家を出る前に、鏡を見て笑顔をつくれ、というセールスの本を読んだ覚えがあります。

いや、セールスでなくて、精神科学の本だったか。

ともかく、感応現象をうまく使えれば、非常に有効なのでしょう。

ですから、セールストークを勉強する前に、こっちも学んでおいて損はなさそうです。

いつも明るい気分をまわりに振りまく自分を維持するということもリーダーには大事なことかもしれませんね。

私が個人コンサルティングを行うときは、いつもこういうことを肝に銘じております。

最後はコミュニケーションの技術ではなく、そういう気分の伝播のようにも思うわけです。