リーダー感覚でコミュニケーション能力を育てる

何か学ぼうとしたとき、どういう条件があれば進歩するか?

私が考える答えは二つです。

・仕事でどうしても必要になる

・やっていておもしろい、楽しい

リーダーシップをつけたいと願う人がリーダー研修などを受けるときでも同じことだと思います。

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仕事と学ぶことが直結していて役に立つか、

あるいは、勉強しておもしろいと思うことのどちらかでしょう。

リーダーの仕事をしていても、同じでしょう。リーダーをやっていておもしろいと思えたら、リーダーとしての力がつくはずです。

では、どうしたらリーダーの仕事をおもしろくできるか?

それが拙著『リーダー感覚』を書くひとつのきっかけになりました。

どんな職業でも、楽しいと思えなかったら長続きしませんし、成功できません。リーダーも同じでリーダーをやっていて楽しくなることが大事。そこで、これをリーダー感覚と名づけたわけです。

逆に言うと、リーダーとしての適格性を判断するうえでは、リーダー感覚があるかどうかが最良の判断基準になるはずなのです。

そういうことで、リーダー感覚をどうやったら獲得できるかを考えた結果が、『リーダー感覚』のエッセンスといえます。

k5リーダー感覚

極めて簡単に言うと、「人は褒められることがとても好きな動物」だということです。

そこで、リーダー感覚を高めていくには、人をほめる技術から入っていくのがよいだろうと思い至ったわけです。

この効果には三つがあげられます。

  • 第一に、人間に関心がもてるようになります。その結果、人間に対する観察力が養成されます。
  • 第二に、相手の反応が理解できるようになります。つまり、相手の行動を分析でき、相手の行動特性がつかめるようになります。
  • 第三に、相手との共感が得られるようになります。これはコミュニケーションの原点です。
  • 要するに、リーダー感覚を高める訓練によって、まわりの人に関心がもてるようになり、人間に対する理解力が格段に進歩するわけです。