世間話が苦手な営業マン

営業トークにしろ、社内での会議にしろ、いきなり本題に入るのは結構難しいことが多いです。それは、相手がまだ気分が高まっていないから。そこで、少し助走が必要なときがあります。世間話にはそういう役割があります。

世間話は、社内での潤滑油にもなるでしょう。パーティーなどでも世間話をして場を保つ必要が生じることは多々あります。

ところが、最近の若い人は世間話をするのがすごく苦手な人が多いのだそうです。

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「初訪問なのにいきなり商談」で取引先が激怒! なぜ世間話のできない若手営業マンが増えたか|イマドキ職場のギャップ解消法|ダイヤモンド・オンライン

上の記事には、初訪問なのにいきなり商談をして、顧客に嫌われてしまった営業マンの話がでています。

本人はそういうことをしないといけないことはわかっている。わかっているが、どうにも世間話をするのが苦手だというのです。

でもこれは一般的な傾向のようです。

最近の学生は、部活やサークルに属する人が減っているそうで、仲のよい友人としか会話ができない人が増えているらしい。

しかし、すべてメールで仕事ができてしまう人などほとんどいないのですから、ある程度世間話ができないと困ります。

ともかく、沈黙というのはつらいものです。かく言う私も、人なつっこい性格ではないので、苦労しました。

では、どんな対策があるか。

ひとつは、趣味があると強いでしょうね。私は長い間整体を勉強しているので、健康問題ならいろいろ引き出しがあります。みなさん、健康問題には関心が高いですから、結構話を聞いてくれます。

もうひとつは、手前味噌ですがL研リーダースクールの「ほめる訓練」を行うことです。お客さんのところに行ったら、何かほめることがないか探して、それを言ってあげるのです。

認める技術を使っても良い。顧客を認めるようにします。

お客さんは喜びますよ。外からどんな眼で見られているか聴けるわけですから。下手な世間話よりずっと喜ばれるし、尊敬されます。

要は世間話のつもりで、相手をほめればいいのです。世間話が嫌いでも、これならできるでしょう。

ほめる訓練をしたくなった?

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■リーダー感覚に関する参考書籍

佐藤直曉著『リーダー感覚――人を指導する喜び』(鳥影社)はL研リーダースクールの初等科Ⅰのテキストです。

本書は、リーダーシップを実践的につける訓練法を紹介しています。極めて泥臭いが現実的な方法論です。

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