新人とのコミュニケーション

このブログではリーダーのコミュニケーションというテーマを追究していますので、コミュニケーションとはいっても、「笑顔で応える」「会話のネタを考える」というようなことはやっていません。

ここでは、リーダーシップと関係あるコミュニケーション・スキルについてあれこれ考えているわけです。

仕事には業界あるいは職場に特別で特殊な仕事があります。

看護婦さんのリーダー・マネジメント専門誌を読んでいたら、私の知らない難しい内容がたくさんある。

特に、チーム運営のマネジメントに関しては、通常の企業と違う特殊なことが多々あるように思いました。

ただ、リーダーがもつべき人材育成の基本的態度やコミュニケーション・スキルは変わりありませんね。

たとえば、新人はどんな職種でも一様に不安に思っている。

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それは当然です。人間にとって未知なる経験ほど恐ろしいことはないのです。

そこで、対応する基本的な態度は、どんな職業でも同じです。

基本は「ほめて育てること」。

不安な人に欠点を指摘したら、それだけで萎縮してしまいます。まず、ほめて意欲を高めること。これが新人教育のすべてです。

すでにプロとして認められた人、経験ある人として認められているような人には、叱ることもたまにはあってよい。もちろん、言い方は相手によってよく考えないといけませんが。

しかし、新人には絶対といっていいほど、ほめることをしないといけません。

権藤博さんという方がアメリカ野球の教育リーグに参加して感想を述べていました。

日本の選手ならなんなく処理できる外野フライをポロポロ落としている。あまりひどいので、コーチに連中は「stupidか?」と聞いたそうです。

ところが、コーチは、「新人だから当然」とこともなげに言ったそうです。アメリカのコーチは長所をほめ、忍耐強くじっくり育てるのだそうです。

日本のコーチなら怒鳴りつけているだろうと、権藤さんは言っていました。

アメリカを視察して、近藤さんは、新人に対する指導方針を根底から覆されたと言っていました。

最近では、日本の部課長さんは新人を叱れなくなっていると聞いたことがあります。それなら、逆にどんどんほめればいいのですがね。

ただし、ポイントがずれた褒め言葉は、かえってバカにされますね。

人間を見る目を鍛えて的確な褒めことが出るようにしないといけませんね。