新人看護師への指導に見るコミュニケーションスキル

ある病院での新人教育に関するアンケート結果の一部を紹介しましょう。

新人のモチベーションが上がる時

・先輩からの声かけがあったとき「私は大切にされている」と実感し嬉しかった

・自宅での学習や事前学習をしていることに気づいて声をかけてくれたとき

・病棟外でも声をかけてもらったとき

・先輩、上司から「よく見ることができているね」と言われたとき

・「すごいね、そこまで考えているんだね」と言われたとき

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新人のモチベーションが下がる時

・忙しそうで声をかけられず、不安なままでケアをしているとき、

・今、しようとしたことを「やっていない、できていない」と言われたとき

・できていないことしか言ってもらえない、それを人前で言われるとき

引用:『主任&中堅+こころサポート』2012年1・2月号(日総研)16-17ページ。

常々、私が言っていることそのまんまだな、という印象です。

新人には、ほめることから入るのがよい。新人は、だいたい不安状態にありますので、まずよいところを積極的にほめてやる気を高めることがよいのです。

逆に叱るのは非常にめげさせよい効果をもたらしません。

たとえば上の例の「できていないことしか言ってもらえない、それを人前で言われるとき」など、リーダー教育の欠如を示しています。

問題点を注意するときでも、まずほめて、そのあと「ここを直せばもっとよくなるよ」という言い方をしないといけません。

そもそも注意をするのは、仕事の仕方を直してもらうのが目的であり、新人をめげさせるのが目的ではないのですから、そこのところを徹底的にリーダー教育しないといけないと思いますね。

L研リーダースクールの初等人間行動学科ではこのあたりを徹底的に教育します。

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