私が人をほめたとき2

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この先生の反応は、私にとって非常に興味深かった。

私は「べージュで統一している」という事実は指摘しているが、「高そうなスーツですね」というような服装に関する評価は何一つ言っていないのである。

にもかかわらず、相手は喜んでいる。

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今思うに、私の言葉は、この先生のスーツをほめているのではなく、先生の着こなしのセンスの良さを認めたことになるらしい。

たしかに「いい洋服ですね」でが、着こなしがほめられたことにはならない。

考えてみれば、たいていの人は自分の持ち物をほめられるより、それを所有する能力や、それをうまく活用している自分を認めてもらいたいものだ。

ところで、この先生は着こなしを高く評価されたと思い込み、手放しで喜んでいる。

どうして、そんなふうになってしまったのだろう。(つづく)

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