聞き上手はなぜコミュニケーション上手なのか

自分の話を“きちんと聴いてくれる人”に好感を持つ人は多いでしょう。

「最後まで話を聞いてくれる」

「途中で話の腰を折らない」

「とても優しくて根気強く話を聞いてくれる」

話を聞いてもらうだけ、問題を人に話すだけで、多くの人はすっきりするものです。なぜか?

実は、ストレスを抱えている人の大部分は、自分の問題を人に話すだけで解決できてしまうのです。

それで問題が解決するわけではありません。何が変わるのか?

人間は話すことで緊張から解放され、リラックスできるようになっているからです。

リラックスできると、問題に対する抵抗力が強くなる。

言ってみれば、借金がありながら平気でいられるか、平気でいられないかの違いです。

どちらの精神状況でも、借金があることには変わりません。

借金があっても、平気な人と、そうでない人がいる。どっちがいいかといえば、平気な人でしょう。

平気であれば、たいした問題ではなくなるという手品のようなお話です。

ですから、たいていの問題は人に話を聞いてもらえるだけで、かなり解決してしまうものです。

ということで、説得の技術においても、まずは「相手の意見をよく聞いてあげる」ことから入るわけです。

しかも、人は話を聞いてくれたひとには、たいへん好意をもつものです。

  

ですから、コミュニケーションにおいては、聞く技術というのは特に大事です。 

  

聞く技術としては、感受性分析についての知識を是非高めていただきたいと思います。

  

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コミュニケーションスキル:説得の技術

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感受性の解説