認められたいという欲求が強すぎる人への対策

コミュニケーションにおいては、ほめる技術が基本になると私は思います。そこで、その技術をリーダーには研究していただきたい。

ほめる技術が有効なのは、褒められたい、認められたいという強い欲求が人間にあるからです。

しかし、これが高じると問題を起こします。というのも、ほめられた内容(技術や仕事振り)よりも、「認めてもらう」という点に意識が向いてしまうからです。

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そうなると、自分を高めてよいものをつくろうとするより、相手に好まれそうなことをするものです。

芸術家なら、ごひいきに媚を売るような行動になる。職人なら「いっちょう、オレの腕を見せたれ」となる。

こういった余分なことが入ると、だいたいにおいて作品は二流品になりますね。サラリーマンだって同じことです。

もしあなたが部長ーさんで、認められたいという意識の強い部下(課長)がいたら、第三者を通してほめるとよいでしょう。

たとえば、副部長に「部長が、君のことをほめていたよ」と言わせる。直接部長に面していないので、純粋に技術向上に意識が向くようになります。