commu_120602

コミュニケーションのタイミング

人の話を聞くなど本来面倒なことです。

話を聞いてもらおうにも障害は数え切れないほどあるわけです。

相手は忙しすぎて、話を聞きたくても聞ける状態ではないかもしれません。

相手にとっては、話の内容がまったく興味のないものかもしれません。

興味がなくはないが、(昨日お客さんとのつきあいで飲み過ぎたせいか)人の話をあまり聞きたくない体調かもしれません。

そもそもあなたに興味がないかもしれません。

聞いてくれてはいるものの、お義理でつきあっているだけかもしれません。

====

ですから、聞いてもらえる状態にもっていくことが、そもそも一苦労なのです。

そこを適当にしたら、いくら熱弁をふるっても、馬の耳に念仏ですね。

ひとつ大事なのは、話を切り出すタイミング。

人はうまくいかないと、ついジタバタ動いてしまうことがよくあります。でも、タイミングが合うまでじっと待つこともときには必要です。

相手が困っていたり、弱っていたりして、誰かの力を借りたいと思っているようなときは、大いにチャンスありです。

相手が聞く耳を持つ状態になるまで待つ事も大事。

勝負の時には、勢いの波がこちらに来ているかどうかが重要です。

能の中興の祖、世阿弥は、こちらに勢いがあると思える時を「男時」(おどき)、相手に勢いがついてしまっていると思える時を「女時」(めどき)と呼んでいます。

「時の間にも、男時・女時とてあるべし」

「いかにすれども、能によき時あれば、必ず、また、悪きことあり。これ力なき因果なり(避けることは出来ない)。」

「信あらば徳あるべし」——信じていれば、必ずいいことがある。

 

—————————————————————————————-

■関連資料:佐藤直曉著『リーダーの人間行動学』
人間の行動基準パターンとその理論を簡単に紹介しながら、応用として、歴史上の人物の行動分析を行っています。歴史上の人物には極めて強い個性をもっている人が多く、そのため特徴がはっきりでやすく、人間分析が比較的容易です。したがって、勉強材料としてとてもよいのです。

扱っている人物は、南極探検家スコット、乃木希典、空海と最澄、ショパンとジョルジュサンドです。 いずれも、極めてユニークな個性の持ち主ですので、特徴がわかりやすく、理解しやすくなっています。

各人物には、それぞれ質問を用意してありますので、読者はそれを考えれば、一層人間分析の意味が理解できるでしょう。
リーダーの人間分析講座,コミュニケーション力をつける-リーダーの人間行動学

立読み:こちらからどうぞ

■感受性メルマガ メルマガで感受性を解説しています。申し込みはこちら

—————————————————————————————-

■リーダーシップ向上に関する参考書籍 

佐藤直曉著『リーダー感覚――人を指導する喜び』(鳥影社)

本書はL研リーダースクールの通信講座初等科のメインテキストです。初等科では、人の心を動かす訓練としてほめる訓練を実践していただきます。この講座は、受講生に技術的アドバイスを行うとともに、受講生の成長を見守っていく実践型プログラムです。さらに、人間分析法として、人間の価値観10タイプの解説を動画で提供しています。

立読みはこちらからどうぞ