人付き合いに苦労するリーダーのためのコミュニケーション学

新刊『リーダーの人間行動学』では、「人を見て法を説く」ことができるようにすることを理想としています。

釈迦は説法をするとき、相手の教養の程度や性格を考えながら、説法を自在に変えたとされます。これが私が理想とするリーダーというわけですね。

これができるためには、相手の行動基準、つまり性格や価値観を見抜かなければなりません。

実は、私はこれはコミュニケーション能力の基礎であると思っています。

相手のニーズがさっとわかる能力

相手の志向(性格や価値観)を的確に判断できる能力

これさえ判断できれば、あとは相手の志向にそって話を進めればよいわけです。そのさい、表現方法は多少ぼくとつであろうが未熟であろうが、十分伝わると考えます。

しかし、問題があります。多くの人は自分のわまりの人くらいしかよく知りません。それらの人は、自分とわりとよく似た人です。これでは他の志向や価値観の理解には不十分です。

そこで、役に立つのが感受性パターンです。

人間には大まかに言って10種類の行動基準があるのが知られています。いくつか例示しましょう。

・理論とか理屈が好きで、名誉に敏感なタイプ

・好き嫌いの感情で行動するタイプ

・利害とか損得勘定で行動するタイプ

・勝つか負けるかで行動するタイプ

・愛の感情で行動するタイプ

感受性のもととなる体癖論では、各々のタイプについて、性格分析だけでなく、体形、体の使い方の癖、色の好み、音楽の好み、かかりやすい病気など、多様な要因を総合的にまとめています。

たとえば、西遊記を例に考えてみましょう。

孫悟空は、機敏で抜け目がなく、損得勘定の激しいヤツです。こういうのは9種5種というタイプです。

9種は愛憎に敏感で集注力抜群のタイプ。小柄な人が多い。白い色とか黒い色(特に黒)を好みます。

5種は合理的で損得勘定に敏感。緊張すると、すぐ下痢をします。緑色が好きです。

色も自分が好きな色と、異性を見るとき好きな色というのがあります。上の色は自分が落ち着く好きな色ということです。

捻れ型なんかは、茶色が好きなのですが、異性についてはとにかく白い色が好きで、肌が白い女性ばかり追っかける。顔はどうでもいいらしいんです。

9種5種は9種と5種の二つのタイプが一人のなかに混じっているために、自分のなかでしょっちゅうケンカするわけです。

損得勘定がむくむくわいてくると、三蔵法師を裏切るようなことをついついやってしまう。でも、最後は9種の愛の感情が勝つので、三蔵法師をお守りすることになる。

感受性については、無料メールセミナーを行っています。これは、私としては、かなりていねいに作っているつもりです。あくまで、入門篇と言うことですが、興味のある方はお申し込みください。

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