コミュニケーションとリーダーの心構え

このブログはリーダーのコミュニケーション能力を養成するためのヒントをあれこれ書いております。

ただ、リーダーというものを考えると、コミュニケーションだけをやっても、それ以外の側面を強化しなければ、コミュニケーション力は限定的です。深い穴を掘るには、穴の幅も広げないと難しい、ということですね。

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それで、リーダーの勉強法や教育法について、上のメニューバーに、新たに「リーダー教育論」という項目を追加いたしました。そちらもぜひお読みください。

さて、今日はリーダーとしての心構えです。これは早くから決めておくといいと思いますね。

私の場合は、人を元気にすることをいつも考えるようにしています。

これはもう習慣みたいなもので、人と会話していても、だいたいそれに関連する言葉が出るようになっています。

何か新しいことを始める人がいたら、話を聞いた後「うん、いけそうじゃない」とかですね。まあ、無責任ですが、どうせ無責任な言葉を言うなら、そういう言葉をかけた方がいいんじゃないかと思いますよ。

ほめる言葉というのは、まあ、その延長上の言葉ですね、私にとっては。別にほめなくてもいいわけです。相手が元気になるには。

「ほんとに、できるの?」とか言えば、かえって「なにを」と頑張って元気を出す人もいますからね。

みなさんも、何かそういうのをひとつもっているといいかもしれませんね。自分に合った何かを。

「俺のところに来てくれた人には、絶対○○にしてやる」

この○○のなかに、あなたの得意な言葉を入れればいい。

リーダーの信念が疑われるとき

経営計画の立案と実施においては、リーダーの信念が問われます。

メンバーに計画を実行するよう求めるあらゆるコミュニケーションの前提には、リーダーの信念が必要です。

この信念がメンバーから疑われたとき、計画は水泡に帰す危険を含みます。ではどんなとき、リーダーの信念が疑われるでしょうか。

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拙著『暗示型戦略 成功を確信させる』から引用してみましょう。

1)あれもこれもやろうとするとき

自信のあるリーダーなら、あれもこれもやろうとすることはありません。これしかないと確信して行動するのがいちばん迫力が出るからです。

自信のないリーダーほど、あちこち食い散らかすように手をつけたくなります。

2)日ごろと違う行動をとるとき

人間には決まった行動パターンがありますから、それと逸脱した行動は不安を招きます。

たとえば、いつも攻撃的な人が妙に大人しくなったら、「リーダーは体調が悪いのか?」などといった疑心暗鬼が生まれますね。

3)言行不一致

言っていることと行動が異なると、やはり不安や不審を招きます。

4)突然の方針転換

状況に応じて臨機応変に活動するのは当然ですが、メンバーを必要以上に驚かすのは組織に動揺を招きます。

その場合には、なんらかの配慮が必要です。