リーダーがチーム運営でなすべきこと

新任のマネジャーが犯しがちな失敗の1つが、配下の部下ばかりに目を向けることです。

実は同じくらいに、上層部との関係に気を使わなければならないのです。

そうしなければ、自分が管理する部署に必要な情報や資源を会社から得ることができません。

次にリーダーに必要なのは、部署のチーム力を底上げすることです。

まずは部下への指導に注力し、部下の能力を向上させ、どんどん仕事を任せられるようにします。

さらにチームワークを育む。

このあたりは、L研リーダースクールの初等コミュニケーション科と中等コミュニケーション科を受講すれば、やり方はかなりクリアになると思います。

それから、自分だけではなく、部下にも部署の業務遂行に責任を持って取り組んでもらうようにすることが必要です。

こうすると、リーダーの手がどんどんあいてきて、より高度で効果のある課題に着手できるようになります。

それには、できるだけ広い視野がもてるような機会を部下に提供することが大事です。

例えば、出張の時に飛行機や列車の隣席に部下の1人を必ず座らせて指導する。

顧客へのプレゼンテーションには若手の部下を同席させ、事業戦略を理解させつつ、顧客の反応を体験させます。

このように1つの行為で、業績の向上と部下の育成を両立させるわけです。

社内でプレゼンの資料だけを作らせるような、人間の無駄づかいをしてはなりません。

顧客の反応を知ることで、プレゼンの作成意義について理解が進みますし、顧客の気持ちも理解できるようになります。

いろいろな機会をとらえて、部下を外の風に当てることがよいと、私は考えています。

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■感受性については、『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)をご参照ください。この本は、体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます。一部立読みが可能です。
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