リーダーの条件1――統合的に見る力

コミュニケーション能力をつけるといっても、マネジメント力がなければ、コミュニケーション能力もいかされませんね。しばらくは、この点を取り上げていきます。

リーダーは分析能力が優れているだけでは役にたちません。それは分析屋に任せておけばいいのです。

リーダーにはリーダーとしてのものの見方が必要だと私は思っています。それは、物事を統合的に見るということです。

個々の要素が全体としてどうかかわっていて、どの要素を抑えると全体がどう変化するか、そういったことをリーダーは理解しなければいけません。
 
これを学ぶのにふさわしいのが、拙著『伝動戦略』です。これはシステム思考を養うための本です。

しかも、システムのなかのどのサブシステムを動かせばよいか実践的なヒントが満載されています。

もうひとつは拙著『先見力訓練法』です。これも物事をシステム的にとらえて、外部環境や内部環境の変化によってサブシステムのどこかに異常が生じたとき、それが全体システムにどう影響するか、考察したものです。

先見力というのは、「あるサブシステムの異常が、いつシステム全体に影響を及ぼすかを見極めることである」と、私は定義しています。そのあたりのヒントがいろいろ載っています。

なお、この本は在庫切れで、どういうわけかアマゾンで中古本に27,000円の値がついています。L研リーダースクールからお買い求めいただければ1,470円。それに特典までついています。