リーダーコミュニケーション能力の向上プログラム

L研リーダースクールでは、より実践的なリーダーのコミュニケーション・スキルをご指導し、リーダーとしての指導力アップをお手伝いしています。

リーダーのコミュニケーション力をアップするためには、二つの側面を考える必要があるでしょう。

1.聴く能力

2.語る能力

第一の聴く能力とは、部下がどのような感受性をもっているかを素速く把握する能力です。

言い替えれば、相手のニーズがさっとわかる能力、相手の志向(性格や価値観)を的確に判断できる能力です。

これさえできれば、表現方法は多少ぼくとつであろうが、十分伝わると、考えます。

感受性についての解説

多くのコミュニケーション研修では、効果的な表現方法や接遇方法については取り上げているものの、肝心の相手の性格、行動特性を察知する方法についてはあまり得意としていないようです。

しかし、これが分からない限り、その先に進んでもコミュニケーションをはかったことにはならないのではないでしょうか。

第二の語る能力とは、リーダーのメッセージに力をもたせる方法です。

管理職はチームが目指すゴールを部下に伝え、また、部下の自発性を発揮させならが、ゴールに向かって主体的に行動させなければなりません。そのためにはリーダーとしての高いメッセージ力が必要です。

これには二つの要素があります。

1.部下を導くためのメッセージ発信

2.チームを円滑に運営するためのチームに対するメッセージ発信

第一の部下を導くためのメッセージ発信については、ふっつのポイントがあります。

ひとつは、部下がどのような感受性をもっているかを素速く把握することで、よい仕事ができます。

つまり、相手の感受性傾向にあった話し方をすれば、部下のやる気を高めることができます。

ふたつめは、メッセージを伝えるためのリーダー・コミュニケーション・スキルを学ぶことです。これには、ほめる技術、叱る技術、認める技術、暗示技術などがあります。

さらに、このリーダーが学ぶべきリーダー・コミュニケーション・スキルに感受性傾向の要素を加味して指導することで、その効果は一層発揮されます。

第二のチームに対するメッセージ発信力ですが、これについては、マネジメント・スキルを学ばないといけません。チームに対するメッセージの発信能力を分解すれば三つの要素になります。

第一は、ゴールの設定です。美しいゴールは人の心を打ちます。壮大なゴールは人の心を躍動させます。ゴールは上の階層から降りてくることが多いわけですが、それを自分のチームに噛みくだく必要があります。

第二は、ゴールまでのプロセスを示すこと。リーダーの信頼性という意味では、この部分の方がむしろ重要です。

何をいつまでに行うのか。その結果を受けて、次はどんなことをやっていくのか。そのようなプロセスをゴールに達するまで描く必要があります。このプロセスのたて方によって、ゴールまでの達成率がまるで違ってきますが、そういったことを、合理的に説明できるリーダーは、メンバーからの信頼が高まります。

第三は、その言葉が正しいかどうかの実績をつくることです。プロジェクトを起ちあげ、初期の段階で成果がでないとき、リーダーに対する信頼は一気にしぼんでしまいます。

リーダーは最初のステップで絶対成功を勝ち取らないといけません。信頼性というのは、実績がとても大事なのです。実績がない場合は、とにかくそれをまず作ることから始めなければいけません。

これについては、拙著『暗示型戦略』を参照してください。詳しく紹介されています。