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ほめるのは目的ではない、手段にすぎない

ほめる文化を会社に根付かせようといった話をときどき聞いたり目にしたりします。

もちろん、叱ってばかりいる職場というのは現代社会の風土には合いませんから、それはそれで構いません。

しかし、ほめることが目的になっているのでは、何をやっているのかわからなくなります。

私の立場としては、ほめるのは、あくまでリーダーシップを発揮するための手段です。

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部下に生き生き、はつらつと働いてもらい、自発性に基づいた創意工夫を発揮してもらうためです。

職場の雰囲気作りでほめることを使うのはいいですが、はじめは効果があっても、いつまで続くものでしょうか。

会議で、やたらとほめる上司がいるらしい。

部下が意見を言うと「いいねえ」「すごい」。

でも、こればっかりじゃ、いずれ部下に見透かされてバカにされるのがおちですよ。

ほめるにしたって、ピンポイントで的確にほめないといけないし、そもそも何のための会議だっていうことです。

L研リーダースクールの中等科では、ほめる技術を組み込んだ、「人を動かす」訓練を行っていただきます。

この場合、ほめることは、あくまで相手とのラポールをよくする前段というか準備作業です。

そして、中心は説得だとか教育指導ということになります。すなわちリーダーシップの発揮ですね。

そのために、コミュニケーション能力だけでなく、問題の発見能力や解決案をつくるセンスが必要です。

そういったものを併せて鍛えようというのが中等科の狙いです。

中等科は、この四月からの新設コースで、従来の初等科2と組織行動学科を組みあわせ、さらに個人コンサルを組みこんだコースになっています。