コミュニケーションとしてのほめる技術再考

絵を趣味にしている人に向かって「立派な額」ですねと言ったらどうか?

手料理を出されて、「立派な器ね」とほめたらどうか?

こういうピントのはずれたほめ方しかできない人は、L研リーダースクールのコミュニケーション科では落第です。

17世紀後半、フランスのルイ14世の下で外交交渉家としてならしたカリエールは言う。

「君主に向かって彼らの富を誉めたり、彼らの館、家具、着物等々、彼らの値打ちとは関係のない空しいものを誉めるような暇潰しは、ほんのちょっとふれる位は別として、やらないことが望ましい。

彼らにとって本質的な、称賛に値する事柄こそ、誉めるべきである。

たとえば、彼らが、偉大で、勇気があり、公正で、控えめで、寛大で、鷹揚で、親切で、柔和であることを具体的に示したならば、それを誉めるべきである。

また、総じて彼らの本当に勇気ある行為であるとか、彼らの才能、頭のよさ、思慮分別、実務をさばく能力、大きなことに取り組む根気とかを誉めるべきである」

 

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■リーダーのコミュニケーションスキルに関する参考書籍『リーダー感覚 指導する喜び』(鳥影社)
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コミュニケーションスキル:説得の技術

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■リーダーの暗示学
部下やメンバーのやる気を引き出し、能力をフルに発揮させる方法。
相手の潜在意識に働きかけますので、相手が気がつかないうちに元気が出てきます。
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■感受性、人間分析に関する参考書籍
『リーダーの人間行動学――人間を見る力を鍛える』(鳥影社)は、体癖論の感受性理論をベースに、歴史上の人間(探険家スコット、乃木希典、大村益次郎、ショパンとサンド、空海と最澄)の行動分析を通じて、感受性の解説を行っております。営業折衝や対人折衝にとても役立ちます。一部立読みが可能です。こちらからどうぞ

感受性の解説